- INTERVIEW #01
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見たこと、感じたことを
まっすぐな言葉に乗せて
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イラストエッセイスト
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犬山 紙子
思い通りにいかないもどかしさや、ライフステージが変わるたびに直面する壁、どんな日常にも転がっている幸せや、思わず笑ってしまう出来事――。犬山紙子がエッセイやイラストで記すのは、現代を生きる女性が抱くさまざまな感情の機微だ。
作品はもちろん、SNSやテレビ番組などでの犬山のコメントは、多くの同年代の女性たちから共感を得ている。
それもそのはず、もととなっているのは自身や女友達のリアルな体験や声だからだ。
女友達との会話の中、
心に引っかかる
生きづらさや恋愛話が作品に
「友達が大好き!ってなんだか私、小学生みたい」
そう笑う犬山にとって、母親の介護をしていたときも、書籍の出版後仕事が一気に増えたときも、初めての育児に奮闘しているときも、女友達と話す時間はなくてはならない。
交わされる会話の中で明らかになる彼女たちの生きづらさは、犬山の関心を強く引き、それがエッセイやイラストになる。
「女友達が置かれている状況や日々感じていることを聞くと、『そんな現実があるのか!』とハッとします。でもよく考えてみたら、実は私も同じことに直面していると気付く。エッセイにするのは、女友達と話していて特に心に引っかかったエピソードが多いですね」
かつては、男女の駆け引きなど恋愛話が中心だったが、犬山が結婚、出産と経てきた年月の間に、会話の内容も変わってきた。
今話題としてたびたび上がるのが、健康のことだ。
目を酷使した日は
つらい目の疲れ
まるで染みるよう・・・
犬山は昨年末、40歳を迎えた。
40代に入るにあたって、50歳の友達に「体のことで気を付けたことは何ですか?」と尋ねたという。
「ホルモンバランスが乱れることは知っていたので、婦人科関連のアドバイスについては予測していました。でも、2つ目に言われたのが『眼科は絶対に行って!』。これにはびっくりでしたね。え、目もなの!?って」
しかし、その驚きはすぐに実感へと変わることになる。
これまでも、目の疲れを感じることはあったが、気に留めるほどではなかったという犬山。ところが、40歳になる直前からつらい症状があらわれ始める。
特に顕著だったのは、テレビ番組の収録時。
「VTRを確認するためのモニターが席から離れた場所に設置されているのですが、それを見ようとすると、目がしょぼしょぼ。元々視力がよくて、見づらいと感じたことは一度もなかったのに急にきたんですよ」
エッセイ執筆はパソコンで、イラストを描くのはタブレット、息抜きに行うゲームや動画視聴はスマートフォンでと、1日の多くの時間を何らかの端末を見ている。
犬山自身、スマートフォンの利用時間をたびたびチェックしている。取材当日、起床から約6時間の間に、3時間半もスマートフォンを操作していることがわかった。
「特に目が疲れた日や仕事を頑張った日は、お風呂に入って目を閉じると、目の奥にじわじわとつらさが広がります。なんて表現したらいいのか、まるで染みるよう・・・」
酷使による疲れに加えて、花粉の季節には目のかゆみにも悩まされる。就寝中は無意識に目をかいてしまい、目の周りにひっかき傷ができることも。こすることで傷つくのは、目の周りだけではない。直接触れていなくても、目の角膜が傷ついている※可能性も。
角膜の傷※は、目の疲れの原因のひとつである。
「先輩の女友達がアドバイスしてくれた通り、40歳ごろから目が疲れることが多くなりました。やっぱり、年齢による疲れのせいなんでしょうかね。ひどいときは、あ~~~って叫びたくなるぐらいなので、目薬などのアイテムはぜひ取り入れたいです。スーッとする清涼感があると気持ちいいかも」
※軽度なこすれによる
年を取るのはポジティブなこと!
ただし、目や体のケアは
ちゃんとしなきゃ
エッセイやイラスト制作、メディア出演などの仕事をしながら、家事や育児もする。友達との交流や、趣味を楽しむことも惜しまない。
精力的に活動の幅を広げる背景には、プロフェッショナルとしてどのような想いがあるのだろうか。「全部、自分のためにしてるんです。『こんなことがあったよ』『友達とこんなことを話したよ』といった他愛もない話を、友達と語り合いたい。それが、私のあらゆる欲求の根源にあるのだと思います」
2018年からは、児童虐待問題に関する啓発活動や、社会的養護を必要とする子どもに支援を届けるプログラムにも力を注いでいる。「社会的な取り組みを始めたきっかけも、テレビで児童虐待について私見を述べるだけで何も行動を起こさないのは変だと、自分自身で思ったから。私は専門家ではないけれど、子どもを取り巻く状況について発信することならできると思い、始めました」
女性のこと、自身の娘のこと、犬山が発信する話題は少しずつ変わっていく。しかし、変わらずにあるのは、「誰一人として差別されてほしくない」という願いだ。
酷使による目の疲れという悩みの出現もあるが、年齢を重ねることについてどう感じているのだろうか。「年を取ることは、私にとってポジティブでしかないです。知らないことを知る楽しさは尽きないし、好奇心は増すばかり。その一方で、体のことはちゃんとしなきゃという気持ちが、実際に目の疲れなどの症状が出てきているから感じています」
犬山は今年、書籍の出版を予定している。「執筆作業で目を酷使する時間が増えるので、目の疲れをケアする目薬は、まさに渡りに船です」とのこと。
犬山が今何を見て、どう感じるのか、同じ時代を生きる私たちにとって気になるところだ。
PROFILE
いぬやま かみこ
犬山 紙子
イラストエッセイスト
イラストエッセイスト、コラムニスト、タレント。20代を、難病の母親の介護をして過ごす。2011年、女友達の恋愛模様をイラストとエッセイで書いたブログ本を出版しデビュー。17年、長女を出産。翌年、児童虐待問題に声を上げるチーム「こどものいのちはこどものもの」を発足。
関連情報
プロフェッショナルなあなた
目を酷使して
こんな症状が出ていませんか?
これらの症状の原因は
「角膜の傷※」
かもしれません。
※軽度なこすれによる
角膜修復を促し正常な状態へと導いてくれる成分のひとつ「ビタミンA」は、角膜上皮細胞にはたらきかけ、角膜の修復を促します。
※イメージ図
その「ビタミンA」に着目したのが
スマイルDXシリーズです
目の酷使などにより傷ついた角膜※を修復するビタミンAを配合。加えて、目の疲れやかすみ、かゆみ・充血などの症状に応じた有効成分を配合することで、不快症状を角膜から治します。
※軽度なこすれによる
スマイルDXシリーズ製品情報
繰り返す疲れ目などの
不快症状を角膜から治す目薬
スマイルDXシリーズ
※1 目やにの多いときなど。
※2 カラーコンタクトレンズをのぞくすべてのコンタクトレンズ(ソフト・O2・ハード・使い捨て)装用中に使用できます。
また、レンズを装用していないときにも点眼できます。