目がかゆい原因と
対処法を解説！
簡単にできる予防法とは

目がかゆくなる原因のひとつに、花粉やハウスダスト、猫や犬、うさぎなどのペットから出るアレルゲン（アレルギーの原因となる物質）があります。

アレルゲンが目に入ると、異物を体内から取りのぞくために免疫機能が働き、結膜などに存在する肥満細胞（マスト細胞）から「ヒスタミン」という化学伝達物質が放出されます。
このヒスタミンが知覚神経や目の血管に作用し、強いかゆみを引き起こします。

アレルギーによる目のかゆみは、充血や涙目などの様々な症状を伴う場合もあります。また、目をこすると角膜が傷つき、目が乾いてショボショボしたり、視界がかすんだりするなど、日常生活に影響を及ぼすこともあるため、早めに対処しましょう。

PCやスマホ、タブレットの使用、空調などの環境要因、加齢などによって目の表面に適切な涙の量が分泌されなくなると、ドライアイ（目のかわき）になり、かゆみを引き起こすことがあります。ドライアイ（目のかわき）はかゆみだけでなく、目の疲れや異物感、痛みなど様々な症状の原因にもなります。

⇒ドライアイ（目のかわき）に効く目薬

デジタル機器の長時間使用や、度が合っていないメガネの使用、不適切な照明環境などによって目に疲れがたまると、かゆみを引き起こす原因になることもあります。過度な目の疲れは頭痛や肩こりなどの症状を引き起こし、仕事や日常生活に影響を及ぼすこともあります。

対処法としては、メガネの度数調整や環境の見直しなど、原因に応じて対処しましょう。また、疲れ目には角膜修復作用のあるビタミンAを配合したスマイルシリーズの目薬もおすすめです。角膜を補修することにより、目の疲れを癒すことができます。

⇒目の疲れに効く目薬

睡眠時間が不足すると、目が乾燥してかゆみを引き起こすことがあります。睡眠不足を改善するためには、就寝前にスマホやタブレット、PCなどのデジタル機器の使用を控えたり、就寝前にリラックスするための習慣を作ったりすることも有効です。

かゆみが治らない、長く続く場合は眼科で受診しましょう。アレルギー性結膜炎やアトピー性結膜炎など、まぶたの裏側の結膜の炎症によるかゆみの場合、眼科で診察を受けて適切な治療を行う必要があります。